両方の保険とも契約した車に搭乗中の方が自動車事故でケガをした場合に補償する保険であるという点では同じです。
では何が異なるのかですが、支払われる保険金の計算方法に違いがあります。

ケガをした場合の損害例



◎上記のような損害が発生した場合に実損害分(自己負担分)を補償する保険
人身傷害保険
※相手から賠償金を受け取っている場合には二重請求できません。

◎ケガの程度による定額払、あるいは入院・通院によって保険金を計算する保険
搭乗者傷害保険
※搭乗者傷害はほかの保険とは関係なく支払われますので、仮に人身傷害保険で保険金を受け取っていたとしても保険金を請求できます。

よって支払い方法の特徴を十分に理解した上で、どちらかを選択すればいいわけです。手厚い補償を希望される場合には両方加入することも可能です。